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『太陽を抱く月』第16話あらすじと感想etc. [太陽を抱く月]


本日は『太陽を抱く月』第16話あらすじと感想etc.です。

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■『太陽を抱く月』第16話あらすじ・・・

「私は王族の地位を捨てて、あの娘を選ぶ覚悟です。
 殿下は、君主の座を捨てる覚悟がありますか
 私があの娘から去ったら、代わりに殿下が守れるのですか?

 何一つ失わず、何一つ奪われずに、何が守れるのですか?

 無実の娘を罪人にして傷つける以外に、
 殿下にできることが、何かあるのですか?」


「殿下は、ヨヌを...あきらめられるのですか?
 私にはそれが可能です。でも...
 殿下には絶対にできないでしょう。」

ヤンミョン君の言葉に、何も言えないフォン。


ウォルに会い、取り乱す王妃...
「ホ・ヨヌ...その方に、そんなに似ていますか?」
そう問いかけるウォル。

「私は、隠月閣でホ・ヨヌという方の霊魂を見ました。
 その霊魂が、王妃様に伝えて欲しいと...
 もう怖がらず、幸せになるよう願っている...と。」

その言葉に、
「あの娘が、そんなことを言うわけがない!」
と言って、ウォルを追い出す王妃。

王妃の態度に、
あれは、恐怖だった...なぜ?と、考えるウォル。

ありえない...あの娘は死んだのだ...そう言い聞かせようとする王妃。


隠月閣に気付くウォル。
8年前を思い出し、部屋の中へ入り...
あの日と同じように窓を開けると、目の前にフォンの姿が...

外に飛び出し、フォンを探すウォル...

「おまえが、なぜここにいるのだ?話してみろ...」と尋ねるフォン。

「ご命令があり入宮しました。帰る途中...
 いつの間にか、月明かりに導かれ...申し訳ございません。
 殿下の大切な場所でした...失礼いたします。」

そう言って去ろうとするウォル。と、
ウォルの手を掴み、引き止めるフォン...

「体調はよくなったのか?
 あちらでの生活はつらくないか?
 お前が望むなら、よそに移してやる...

 お前が望むなら、誰も知らない所に行かせられる。」
そう尋ねるフォン...

「君主の力を個人的なことに使うのですか?いけないことです...」
とウォル。


「では、犯してもいない罪を償うのか?」

「罪を犯さなかったと言えるでしょうか...」
殿下だときづかなかった罪は、償いきれません...そう思っているウォル。

「ならばおまえが本当に、王族をたぶらかしたのか?」
そう聞いてしまうフォン...


「毅然となさいませ...哀れみで、迷わないでください。」
フォンを気遣い、そう伝えるウォル。

「行け...そして二度と余の前に現れるな...」そう告げると、
その場から離れて行ってしまうフォン。

去って行くフォンの姿を見つめながら、涙を流すウォル。



活人署でウォルを待つノギョン。
今は話したくないというウォルに...

「殿下に入宮を命じられました。
 殿下にお目にかかる前に、お会いすべきだと思って来たのです。」
そう話すノギョン...

「大妃様に従うしかなかった。
 お嬢様を守れと頼んだ友を、無視できなかった。だから...
 お嬢様を殺し、お嬢様を生かしたのです。」と打ち明けるノギョン。


「ひとつだけ、絶対許せないことがあります。
 なぜ、父を騙したのですか?
 父上は、娘を殺したことを悔やみ、自決されたのです。

 いいえ!私に薬を飲ませた時、父は死んだのです。
 私を生かすための薬は、父の命を奪う毒薬になりました。

 あなたが殺したのは、私ではなく父なのです。
 私の家族と、殿下が涙で過ごした8年の月日を、
 どう償うつもりですか?なぜ黙っていたのですか?」

と、全ての怒りをぶつけ問い質すウォル。


「人の命を奪う呪術には、いけにえが必要です...」そう言って、
ミナ公主が関わった事を話すノギョン...



8年前のことを思い出し、ひとり涙を流すミナ公主。
父の墓参りの日から寝込んだままと聞き、心配するヨム。

ヨムの優しさに、涙が止まらないミナ公主...

「私が側にいますから、安心して下さい。」と、
愛する妻を抱きしめるヨム...



世子嬪の殺害に関わるのは反逆罪です。
罪が明かされた時は、殿下は血縁を断罪せねばなりません。
そして公主様の夫である儀嬪(ウィビン)様も、罪人になります。

将来、殿下とお嬢様が真実を明かしたとしても、
伏せるしかないと思ったから、公主様をいけにえにした...と、
全てを話すノギョン。

「では...私はどうしたらいいのですか?」と尋ねるウォル。

「全てを明かして、殿下のおそばに行かれるか、
 全てを伏せて、このまま生きていくか...お選び下さい。」

これが、8年もの長い間沈黙した理由であり、
殿下に会う前にお嬢様を訪ねた理由だと説明し、
私は、お嬢様の意思に従います...と伝えるノギョン。

全てを聞かされ、声を抑えるように涙を流すウォル。




「どちらか選択しろ!
 おとなしく救済米と救護品を届けるか、
 殿下にそなたの不正を告げるのを見ているか...」
そう戸判(コバン)に迫るヤンミョン君。

と、そこに声をかけるフォン。

王族の政治的発言は禁じられている...と話すフォンに、
政治的発言ではなく、忠言だと言い、

「活人署(ファリンソ)の意味は、
 活、人、と書き、人を活かす場所です。

 しかし、昨今の活人署は、殺人署も同然です。
 貧民救済の物資と人力は、役人の私腹を肥やし、

 病んだ民を診るべき医員と医女は、
 両班(リャンバン)たちに使われています。

 飢えに苦しむ民によって、
 危機が迫らぬかを心配し、申し上げる忠言です。

 どうか、ご諒察くださいませ...」と、頭を下げるヤンミョン君。


家臣達に向かって、
「活人署の救済米を横取りするとは、良心の欠けらもないのか!」
と、激怒するフォン。

国庫に余裕がない...貧民の救済には費用がかかり、
税を上げるしかなく、それも問題です...と意見する家臣に、

「税金だけで運営するのは不可能だ。
 王室の財政と、皆の禄を減らしてでも必ず是正する。

 それと!
 救済米を着服する恥知らずな奴、
 救済過程での不正と非理は、徹底的に正すものとする!!」
と言い放ち、席を立つフォン。


フォンに会うノギョン。
「星宿庁(ソンスチョン)を離れていたのは、いつのことだ?
 特別な理由があったのか?」と、尋ねるフォン。

 神力を回復させるためだと答え、
「殿下のご質問は何でしょうか?」そう尋ねるノギョン。


「答えろ...呪術で人を殺せるのか?」

「呪術では、人を殺せません。
 呪術で人を殺す方法はありますが、その呪術をかけた者も一緒に死にます。

 人を害する呪術には、必ず代価が必要です。
 自分の命をかける者などおりません。ですから、ないと申し上げました...

 もし私が呪術で誰かを殺したのなら、私自身も死んでいます。ですが、
 私が生きているのですから、私の呪術で死んだ者はいないと言えます。」

殿下には黙っていて欲しい...というウォルの意思に従って、
ここまでしか明かせないノギョン。


康寧殿(カンニョンジョン)から出てきたところで、
大王大妃の使いに呼ばれるノギョン。

「康寧殿には、何の用で行ったのだ?
 内密に入宮を命じた理由があるはずだ!」と問い詰める大王大妃。

「私の神娘のことでお話が...
 妙な噂が流れぬよう、巫女たちを口止めするようにと...」
そう答えるノギョン。

ノギョンを疑う大王大妃に、
「残りの人生を大王大妃様に捧げますゆえ、
 どうか広いお心で、お許し下さいませ...」と宥めつつ、

ご存知ですか?大王大妃様が、止めようとするほど、お二人を近づけるのです...
そう心の中で思うノギョン。



「私が生きているのですから、私の呪術で死んだ者はいないと言えます。」
というノギョンの言葉と、

「死後、4時間以上死体が温かかった...」そう言ったホン・ギュテの言葉を思い出し、

生きているかもしれない!と、考えつくフォン。



活人署で、粥を食べようとしないクッスン。
食べないで死のうとしているクッスンに、

「自分が死んだら、家族みんなが幸せになれると思った。
 私がいなくなればすむと思ったの...でも、

 ある日突然愛する娘がいなくなって、平気な親なんていない。
 
 一緒に暮らすだけで、十分な価値があるのが家族なの...
 二度と死のうと思わないで。」と言い聞かせるウォル。

クッスンを抱きしめ、涙を流すウォル。その様子を見つめ、

ホ・ヨヌではなく、巫女のウォルであることを、
殿下とは、何の関係もないと...そう願っているヤンミョン君。


沢山の薬剤を届けさせ、
「自慢になるが、自腹を切ることにした。
 私が金持ちだと知って、興味がわいたか?」といつもながらのヤンミョン君。

わざわざ持ってきた医学書も、
いらなければ焚き付けにすればいい...と言ってしまうヤンミョン君。
本を手にすると、夢中で読み始めるウォル。

ウォルのために用意した服に気付かせ、
「お前と行きたい所があって、特別にあつらえてもらった...」と言って、
私の旧友の家でもあり、先日話した師匠の家に行きたい...と話すヤンミョン君。



もし、生きているのなら、なぜ姿を現さないのだ?なぜ...
ウォル!...違うはずだ、絶対にありえない...だが...
そう考え込んでいるフォン。


ヨムを訪ねる、ホン・ギュテ。
「事件を覚えている者がおらず、
 恥を忍んでまいりました...何でも、教えて下さい。」そう尋ねると、

「私も当時は叔父の家にいて、葬儀に参加しただけで臨終には立ち会えなかった。
 協力できなくて申し訳ない。」と答えるヨム。

ヨムの家から出たその時、
「旦那様、おきをつけて...」と、見送る執事の存在に気付くホン・ギュテ。


こっそりヨムを見ているソル。
「お嬢様の記憶が戻りました。
 昔のように、みんなで暮らせるでしょうか...」そう思いながら、涙を流すソル。


「葬儀の翌日、お嬢様の墓に行ってみたところ
 動物が夜中に荒らしたのか、あちこちに掘り起こした形跡がありました...」
そう打ち明ける執事。とその時、

ソルの姿に気づき声をかけたものの、走り去るソル...
ソルに驚くホン・ギュテ。


墓が荒らされていたことと、捜査の先々に現れる女人が、
お嬢様の使用人であり、巫女ウォルの使用人だと報告するホン・ギュテ。

それを聞いて、
「直ちにソンスチョンの国巫を呼べ!」と命じるフォン。


呪術...体温の下がらぬ死体、
白装束も着せず慌てた葬儀、
荒された墓、証拠を残さぬ他殺...

呪術、ソンスチョン、国巫チャン氏、そして...
ヨヌの死を調べる所に現れるウォルの使用人。

あとは確認のみだ!とフォン。



部屋で怯える王妃。
「ホ・ヨヌ、あの娘は生きています」

「私の側に、王様の側に、近くにいるとは知らずに...
 私を追い出して、地位を取り戻す気です。」と泣きながら訴える王妃。

「私は知っています...父上がヨヌを殺したことを...」
そう言って、父を部屋から追い出す王妃。


見覚えのある顔...と思ったウォルに、ヨヌが重なり、
「あの娘が生きているとは...国巫チャン氏の仕業か?」そう考える、ユン・デヒョン。



ノギョンに尋ねるフォン。
「巫女ウォルは、お前の神娘か?いつ神娘にしたのか?

 巫女がそれまでの縁を断ち切るというのは、
 あえて過去を忘れるということか?記憶を失うことなのか?」と問うフォン。

「巫女はそれまでの人生と、自ら縁を切るものですが、
 まれに、死の苦しみからよみがえり、
 以前の記憶を失った巫女を見たことがあります...」と答えるノギョン。

「その巫女はどうなった?
 記憶を取り戻したのか?今も自分が誰か分からないのか?

 最後に聞く!
 その巫女は、その巫女の名は...ウォルか?

 答えろ!
 ウォルという巫女が、8年前に死んだホ・ヨヌか??」
涙を流し問い質すフォン...フォンの言葉に頷いてしまうノギョン。


ウォルがヨヌであることを知り、泣き崩れるフォン...


ここで続くでございます。。



■チョッとだけ感想・・・
ウォルが全てを知り、
ひとりで涙を流す姿も痛々しく思いましたが...

とうとう、フォンがウォルの正体を知り、
オモイッキリ、泣いちゃう姿が...感動的でした。。

8年分の想いと、悔しさと辛さと、申し訳なさやらの全てが...
爆発しちゃったということでしょうか。。。

でも、これが最後じゃないですし...
まだまだ、山場が残っています。

残すところ、あと4話!楽しみましょうね^^



ではでは、本日もお付き合いありがとうございますm(_ _)m



で、本日のオマケ映像は・・・



『太陽を抱く月』第16話:BTS





『太陽を抱く月』第17話予告



コチラもおまけ^^

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